Category Archives: 鍼灸

便利なツボ【百会:ひゃくえ】

こんにちは。

覚えておくと便利なツボをご紹介します。

【百会 ひゃくえ】
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両耳から真上に上がって、顔の中心線上にあります。
(押してみると少しへこんだ感じがあります)

 

 

[こんな時に]
・眠れない など

疲労やストレスによって生活リズムが乱れたりすると、寝付きが悪くなることがあります。
もちろん根本的な要因を取り除くことが第一ですが、なかなかそうもいかないものですね。

よい睡眠は、カラダを休めようとする副交感神経をうまく働かせることが必要です。
このツボを刺激して、カラダをリラックスさせた状態にすることが効果的です。
中指などを使って「グ〜」っと押してみてください。

またこのツボは、”痔”にも効果のあるツボとして有名です。
思い当たる方は、ゆっくり時間をかけて刺激してみてください。

ぜひお試しください。


便利なツボ【迎香:げいこう】

こんにちは。

覚えておくと便利なツボをご紹介します。

【迎香 げいこう】
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小鼻の両脇にあります。

 

 

[こんな時に]
・花粉症 など

花粉症の方は、シーズンがくると憂鬱な気分になるのではないでしょうか。
鼻がグズグズしたり、涙目になったりと、日常の生活にも支障がでるほどストレスになるものです。
スギによる花粉が代表的ですが、多く飛散する季節の前から対策をしておくのも効果的です。
このツボは鼻炎による不快な症状に効果がありますが、以前ご紹介した攅竹上星も同様に効果があります。

ぜひお試しください。


肩の痛み

こんにちは。

肩の痛みはとても不快なものです。
日常生活のなかで、ふと動かしたときに「痛い!」と感じると、「また同じ痛みがあるんじゃないか・・」と不安になって、同じ動作もしずらくなります。
スポーツや事故などで肩に受傷した場合などは、原因も分かりやすいものですが、原因不明で肩が痛くなるケースもとても多いです。
いわゆる五十肩と呼ばれる肩関節周囲の炎症などは、原因は特に分かっていないのですが、名称からもわかるように年齢に関連している事はだいたい想像できます。

鍼灸治療において、肩周辺の治療を行う場合、まずは痛みの原因を切り分けていく必要がありますが、代表的なものは、いわゆる五十肩、腱板炎、滑液包炎、石灰沈着性による炎症などが考えられます。
そこで、それぞれに適したテストを行ったり、圧痛点(実際に患部を押したときに痛みのあるポイント)を探して、おおよその症候を決め、治療を行います。

そして大事なのが日常生活での注意点です。
安静にする時期から、少しずつ動かしていく時期などをふまえて、出来るだけストレッチなどを行うことが大事です。
もちろん治癒する早さには個人差が大きいので、それぞれのペースで行ってもらいます。

肩の痛みは、何気なく始まることが多いです。
予防の意味も含めて、普段からできるだけ肩周辺を動かしてあげることが良いのではないでしょうか。