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ロコモティブシンドローム

こんにちは。

ロコモティブシンドロームという言葉をご存知でしょうか。

「運動器の衰え・障害によって、要介護になるリスクが高まる状態」

のことを差して言います。
私達は、運動器(骨や関節、筋肉など)をうまく連携させながらカラダを動かしています。
しかし運動器のどこかに障害が起こると、思ったような動作ができなくなって、転倒や骨折などのリスクが高まってしまい、要介護につながりやすくなってしまいます。
このロコモティブシンドローム、高齢者の問題だけではなく、運動が不足がちな若い年代でも注意が必要なようです。

そこで、この度合いを計るテストがいくつかあるのですが、その一つ「立ち上がりテスト」というものをご紹介します。
これは脚力を調べるテストですが、
(1)40センチほどの高さの台に浅く座ります。
(2)床に対してスネが約70度になる位置に足を置きます。
(3)腕は前で組みます。
(4)そこから反動をつけずに片足で立ち上がり、3秒間保持します。

これが両足ともふらつかずに立ち上がれた場合、脚力は年齢相応だということです。
が・・このテスト、実際にやってみると意外とキツいのです。
私も初めは「あれ、できない・・・」とアセってしまいましたが、とりあえずクリアできました。
筋力はもちろんですが、体重の影響もだいぶあると思われます。

その他のテストもまだあるので、試してみると良いのではないでしょうか。
ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト
※ヒザなどに痛みが出そうなときは、無理に行わないでください。

子供の頃は体力測定などありましたが、今はなかなかそのような機会はありません。
このような簡単なテストで、現状を把握して気に留めておくことは、とても良いことだと思うのです。